青島市越境EC協会成立4周年式典への出席について

2019年6月20日に、中国山東省青島市で行われました、青岛市跨境电子商务协会の4周年式典に、弊社代表が出席いたしました。

登壇してスピーチでは、日中の越境EC貿易のさらなる発展を目指し、諸々の取り組みを行なっている事をお話しさせて頂きました。

日中の越境EC貿易を拡大するために

我々は、日本と中国の越境EC規模を更に増やすべく活動しております。
特に化粧品などの分野においては、昨年、中国ではCFDAの取得期間が実質的に短期間で取得可能になりました。日本企業の間でも前向きに考える企業が増えてきています。
また、商標を取得する必要性、貿易の知識などの認知も進んできました。
今後も引き続き、こういった活動を続けていきます。

中国のEC事業会社の日本進出も、よろこんで支援します。
ここ数年、中国の越境EC販売会社やサプライチェーンネットワークを持つ会社が、日本での法人設立や営業拠点を作って、日本の企業との取引を行うケースが増えてきています。

楽天やYahoo!などのプラットフォームへの出店を考える企業が多いです。日本国内に法人が無いと色々な制約がありますので、出店するための方法についても支援します。
日本では中小企業であっても独自のECショップを構築する事が非常に多いです。楽天やYahoo!などのプラットフォーム出店だけでなく、独自のECショップ構築についても支援します。

経済産業省が出している統計データを見ると、日本のEC市場規模は2018年度約18兆円。2017年度が16兆5000億円でしたので、約9%伸びている事になります。
日本から中国への越境EC販売額は、2018年度の日本政府経済産業省の発表によると、1兆6300億円だが、2020年度には2兆4千億円に達すると予測。
1年前に出された2017年度の予測は、2020年度は1兆9千億円だったので、想定以上に伸びていると言えます。

経済産業省-各国間の越境 EC 市場規模の推計結果

伸びている理由について、2019年4月のJETRO の分析レポートを見ると、
日本企業が今後最も重要視する輸出先は、中国であると答えた企業が最多で28.1%となりました。
参考値:2位はアメリカ:14.7%、3位はベトナム:8.0%

2016年は19.8%でしたので、中国を重視する企業が増えた事になります。なぜ中国を最重要と考えるのか、という設問の回答は、その地域での需要が増加したと答えた人が78.1%でした。
日本でのこういったデータから見ても、日本企業が中国へ対しての販売意欲は、年々高まっています。

激変する世界情勢と日本企業の海外ビジネス

青岛市跨境电子商务协会の記事は、以下をご参考下さい。
https://www.toutiao.com/i6705164846888911374

中国での商標取得代行

中国で越境EC、或いは一般貿易によって商品を販売するにあたって、最も重要な事は、先ずは商標を取得する事です。商標を保有せずに商品を販売すると、商標権の侵害で訴訟を起こされるリスクや損害賠償のリスクに晒される事になります。
NDCアジアでは、中国における商標獲得を代行します。