ライブコマース(中国)での販売促進
ライブコマースを実施するためには、KOLがやる気になってくれなければなりません。
KOLも実績を残したいと思っているので、売れる可能性が高い商品を選びたいと思っています。
極端に言えば、できたばかりのブランドよりも、大手ブランドの、置いておけば売れる商品の方が、売れる可能性が高いわけです。また私どももビジネスである以上、商品が売れないと利益が出なくなってしまいますし、赤字になる可能性もあるわけです。
中国では購入する時の行動として、
・日本では、どれくらい有名なのか? 売れているのか? を楽天やAmazonなどで確認する
・中国では、話題になっていて売れているのか? をSNSや小紅書、タオバオなどで確認する
という行動を取ります。
以前は、日本製は良いものだという認知があり、日本製であれば売れたという時代がありました。
しかし今は、日本製であるだけでは不十分です。日本人が買っているという事が必要になります。
日本人が使っているものは良いものだ、という事なのです。
中国での販売拡大における提案
前述の通り、中国での消費者行動は、ちゃんと調べるという事なわけですが、更に、中国でどれくらい話題になっていて、販売されているのか?という指標も大切になってきます。
私どもの提案は、中国であまり認知されていないのであれば、その状態でライブコマースをやろうとしても、なかなかKOLが決まらなかったり、配信したとしても全然売れなかった、という事になりかねません。
先ずは中国国内での話題作りからスタートするべきです。
小紅書に書き込みをするためには、その商品を実際に使ってもらわなければなりません。
商品が良いものであれば、自然に記事が増えていきます。
ある程度、記事が増えてきたら、ライブコマースの実施、という流れになります。
WeChat上でのライブコマースは、弊社ではだいたい1000個くらいの販売を目指し、その後はミニプログラム上で販売を継続していきます。
小紅書でのライブ配信は、高い費用がかかりますが、販売数は更に多くなります。
一度、販売数が増えれば、その後は海南免税への出店、その他にも販路は色々とできてきます。